有難い事に、縁があり岩手県の陸前高田市にて3週間程、
生活させていただきました。
~東北にて~
2011年3月11日 14時46分
自分は、岐阜に居ましたが、今でも鮮明に思い出します。
それから、2年が経つ頃、初めて東北の地に伺いました。
宮城の石巻から、岩手の大船渡までですが、自分の足で、いろいろな場所に行かせていただき、いろいろな方と出会う事が出来ました。
今、自分が伝えたいことは、これを読んでいる皆様にも、
ぜひぜひ東北の地に、足を運んでいただきたいという事です。
東北は、本当に素晴らしい場所です。
きっと、いろいろな尊いものに出会えることを約束します。
今、自分が出来ることは、、、
精一杯に働いて、自分の「いのち」を生き切ることです。
震災があってから、東北に行くまで、募金だけではなくて、
細川産業の仕事を通して、東北復興の為に、何かできないか?
ずっと悩んだ時期がありました。
東北で時間を過ごしてみて、岐阜に戻る時に、
「もうひとつ、自分の身体があるなら、このまま岩手に住んで、何かやりたい」って本気で想いました。
しかし、もうひとつ身体が・・・”なんて、
とんでもなく贅沢な望みです。
いや、贅沢というより、「今」自分が生きていられるということは、とてつもなく尊く、有難いことです。
そして、、、
自分には、この細川産業でやらなくては、ならないことがあります。
きっと、それぞれが、それぞれの場所で、懸命に頑張ること、
懸命に生きること、
それぞれが、それぞれの場所から、東北に想いを寄せ行動することで、
必ず、想いを届けられると確信しております。
例えば、一生懸命に働いて、
お金を貯めて、海外に行くのもいいけど、、、
その旅先を、東北に変えてみる。
それは、とっても大きな意味のある旅になります。
旅行でいいんです。本当に。
自分も「ボランティアじゃなきゃダメじゃない?」ってだいぶ肩に力をいれて向かいましたが、、、
旅行でいいんです。
美味しいもの目当てに、行っちゃえばいいんです。
東北で、みかけたポスターにこんな言葉がありました。
「がんばれ」の次は、
「遊びに来たよ」のひと言が、
東北の力になると思いました。
本当にそう思います。
自分もある方におっしゃって頂きました。
「今度は、遊びにこいよ。俺たちも、そう言ってもらえたら
嬉しいし、そう言ってもらえるようにがんばんなきゃな。」って。
いいお店、紹介しますね?
岩手の陸前高田にある・・・
車屋さんです。居酒屋です。
「岐阜の飛騨牛くんのホームページみて来ました!」
って言えば、もれなく、、、
「ふ~ん。」
って言ってくれるはずです。笑
いや、本当に最高の酒場です。
ここで、思いっきり笑ったし、泣きました。
いや、とにかく行って下さい。東北へ。
自分も行きます。
大好きな皆さんに会いに。
最後に、、、1枚目の写真と2枚目の写真
3枚目の写真と4枚目の写真
よく見てほしいです。
そして、今日よりさらに、東北に想いを寄せてほしいです。
震災により亡くなられたすべての方々のご冥福を心よりお祈りします。
有限会社 細川産業
代表取締役社長 細川 進